やあ、オレは西片。どこにでもいる中学一年生。
ここは学校、いつもならオレはもう10回は高木さんにからかわれてもおかしくないけど…
どうやらオレは今、夢を見ているらしい。
え?何で夢だと分かるって?
それは、普段ならありえないことが起きてるからさ。
確かにいつもと同じ授業、同じ教室、そして隣には高木さん。
これらは何ら不自然なことではない。
では、なぜそれだけで夢だと結論付けたのか?その答えはすぐに分かるだろう。
高木さん「あ…あれれぇ?おかしいぞぉ…?」
この高木さん…ちょっぴりおバカさんなんだ。
≪消しゴム≫
高木さん「あれぇ…ほんとにこわれちゃったの!?にぃぃ…このっ!このっ!」
西片「高木さん…」