ハード・トゥ・ゲット
「ハード・トゥ・ゲット」は、相手が自分にとって「特別な相手だ」と印象付けることで、相手をいい気持ちにさせたり、もしくは「得がたい人を得られた」と感じさせたりするテクニックです。仕事や商売でもよく使われる方法です。
このテクニックは、恋愛中の相手が自分を省みなくなったり、もしくは相手がコンプレックスから束縛してくるような癖がある時に使えます。
「この分野では、あなたが一番」、「あなたが初めて○○してくれた」、「あなただから特別に○○する」
など、ちょっともったいぶって「特別感」を演出してみましょう。
自分の気分をよくしてくれる相手は相手も大切にしたくなり、良好な関係が築きやすくなります。
単純接触効果(ザイオンス効果)
ザイオンス効果とは別名「単純接触効果」とも呼ばれている心理効果のことです。文字通り、何度も繰り返して接触することにより、好感度や評価等が高まっていくという効果です。
ザイオンスの単純接触効果、ザイアンスの法則ともいわれています。人間関係においては「熟知性の原則」と呼ばれ、会えば会うたびに、知れば知るほどに好意を持つといった心理効果を意味しています。
興味がなかったり、あまり好きではなかったりするものや人物でも、頻繁に目に触れる機会があった場合、その対象への警戒心や恐怖心が薄れ、良い印象を持つようになるといわれており、ザイオンス効果の顕著な例と言えます。
ロー・ボール・テクニック ~相手を食いつかせろ~
ローボール・テクニックとは、最初に目を引くような、手出ししやすい条件を見せて、相手を食いつかせてしまってから、条件を釣り上げる手法です。
つまり、最初に提示した条件では、得られることができないのですが、一度食いついてしまうと、後に戻りにくくなる、という人間の心理をついたテクニックなのです。